みんな推しコンテンツの感想とか幻覚とかブログ書こ!?

理由は2つ、未来の自分が楽しむためとコンテンツの大波が去った後に興味を持った新規勢をいざなうためです。
ごめんねいつものトチ狂ったオタクテンションのほうがお届けしたいあなたには読みやすいんじゃないかとは思ったんだけど、台風前の気圧急落でエンジンふかすガソリンがなくて・・・!


ツイッター、便利で楽しいですよね。わかります。ミニブログSNSではない(公式より)そうですが、140字の文字制限とハッシュタグ、フォローシステムのおかげで交流ツールの側面も強い。
140字の文字制限とスレッド機能は思考出しや感情の発散にも便利です。140字なら因果関係や文脈の繋がりがなくてもそこまで気にならない。言葉にすることの敷居が低くなるんですよね。今ここにある"生"の感情をそのまま留めておけるのは、短文かつ誰宛でもない「つぶやき」ができるツイッターの大きな特長だと思います。

リアルタイムの想いを出力するのに向いていて、RTやいいねで反応もしてもらえる。そうやって反応してくれた人のホームに行けば、同じコンテンツを楽しんでいる人の感想が見られたり交流したりもできる。言いたいことが140字に収まらなければスレッドでつなげられるし、一部だけ切り取られるのが嫌だったらふせったーやプライベッターなどの外部ツールを活用すればいい。

ツイッターでのコンテンツ語りにはいいところや楽しいことがいっぱいで、でも一つ大きな弱点がある。

ツイッターでの感想や語り、「時間の経過」にすごく弱いんですよ。
皆さんも経験があるのではないでしょうか。たとえば、があるほうがわかりやすいかしら。……と言いますか、私が例示が好きなので例を出します。

『烏に単は似合わない』という小説があります。この作品のコミカライズが昨年と今年の夏、それぞれひと月くらいかな、ほぼ無料公開されました。最終話だけポイントが必要だったのですが、メインストーリーは無料公開分までである程度まで決着がつく構成になっています。
この作品、じごくコンテンツが好きなオタクのTLでめちゃくちゃ回りました。私のTLでだけかもしれませんが。「あせびちゃん」「あせびちゃん様」の文字を見かけませんでしたか? それです。コミックス全4巻完結済みだよ!(喧伝)

この作品について、感想も解釈もお勧めも考察もめちゃくちゃ回っていたのが8月のツイッターでした。少なくとも私のTLではそうでした。私はTLでこの作品を知りましたから。
さて。9月も終わり明日から10月になるツイッターで、この作品の長文感想をいくつ拾い出せますでしょうか。よかったらやってみてください。

けっこう大変じゃないですか?

私のフォロワーさんは観劇沼の御仁が多いので、もうひとつ別の例を。(血圧上がってきたので語る元気が出てきた。)
今年の4月・5月にスリルミーがありましたね。卒業だと思われていた(ご本人さえそう思ってらした)初演組の9年ぶりの復活、出演キャストに「(このペアは)ゴールが違ってる」と言わしめる成河福士ペアの再演、役の実年齢に近い若手ペアの出現でチケットが一瞬でハケたあのやべえ熱気は記憶に新しいことと思います。私のTLにはいまだ新規のファンアートが流れてきていて、あの森から、あるいは鳥籠からいまだ抜け出していない人も多いのでしょう。検索すると、まだまだたくさんの感想や解釈を見つけることができます。
さてそのスリルミー、2018年の成福ペアの感想はツイッターでいくつ拾えますでしょうか。今年との比較をしている人も多いのでけっこう拾えますね。では、2014年の田代私は?柿澤彼は?「2回目」の新納田代ペア、松下柿澤ペアの感想は?

けっこう難しいでしょう? 時間がたってるのもだけど、同じ愛称で呼ばれるペアや役が再演していると、時期が古いほうはそれこそバズったのくらいしか出てこないんですよ。

よかったら同じワードで、検索サイトから検索してみてください。元気に悲鳴を上げているオタクがたくさん見つかると思います。検索の仕方によっては、2019年や2014年、2回目3回目の再演のほうが多くの感想が見つかる、まである。

SH沼のみんなに言うなら一言です、絵馬やNeinの考察班つぶやき集めるの大変じゃない!? 私はMärchenのコード分析班のpost見つけられなくて困ってる!

 

ツイッターの推しコンテンツ語りって、「いまが旬の情報」や「まだ知らない面白いコンテンツ」と出会うにはすごく良いんですよ。でも、ブームの大波がすぎてから情報を拾おうとするとすごく大変になる。作品への感情が再燃したり、完結した作品に興味を持ったりしてる人には、感想やファンアートを見つけにくい環境なんですよね。
スレッドや引用RT機能を使わないとpost同士の繋がりがないのも、これに拍車をかけている。ブログだったら検索で見つけた記事の前後や近い時期の記事を見れば他の語りも見られるけど、ツイッターだとなかなか難しい。2012年の推し語りを見つけたとして、前後がありそうだとわかってもツイログなしには見つけるのがほぼ不可能です。

だからみんなブログ書こ!?!? ハードル高かったらnoteでもいいんじゃないかな、あれはツイッターアカウントで開設できたはず。*1書くことなかったら連投したあらぶりpostをそのまま残しておいて、タイトルに「作品名/推し名 感想」ってしておけばいいんですよ。だいじょうぶ楽しいですよ。
個人の感想目的でググったとき出てくるのはだいたいブログ大手3社(FC2,はてなブログ,シーサー)とnoteだから、そのあたりがお勧めです。アメブロは個人のはあんまり出てこない印象。芸能人の公式ブログが多いから?*2
個人的にはShortnoteも好きなんだけど、ぐぐる検索には強くないし。ワードプレスは…そこ入れて推し語りできるほどつよい人はもうブログとかやってそうだし……。

みんなブログ書こ!?

*1:個人的にはnoteの運営は度々炎上してるから(人権とジェンダーの意識がかなり前で止まってるというので何回も燃えている)そんな好きではないんだけど、ツイッタの感覚に慣れてる人には入りやすいUIだと思う

*2:わたしのお勧めははてなブログアメブロです。デフォルトのアクセス解析で「どの記事を見たか」「どこから飛んできてくれたか」がわかるようになってるので。数年前の推し語りにアクセスがつくと、同志を見つけたようでほんのり嬉しいですよ。