ソーイングといふものをすなり。

フェルトの小物作りに手を出してみた。シンプルなつくりのカチューシャだ。

作っている最中は「ちゃちいのでは……?」と思っていたが、完成したものをぬいにつけてみるとなかなか可愛く、愛着が湧く。
 
クロッシェも嫌いではないのだが、輪郭線や生地の情報ノイズが少ないソーイングの成果物のほうが好みではあるのだ。ならどうしてクロッシェをやっているのかと言われれば、最初に触れたのが編み物だったので、が答えになってしまうが。昔アニファというペット雑誌があって、そこで紹介していたんですよ小鳥の簡単編みぐるみを……。
あそこで紹介されてたのがフェルトぬいぐるみだったら、私はおそらくソーイングをやっていたんだろうと思う。
 
今回勉強になったことは、こんな感じ。
羊毛フェルトでないフェルトは手芸ボンドを選ぶ
くっつかないことがある上、ぎゅっと押してくっつける(こうやってやるものなのです)と生地にボンドが吸われてしまう。
・いっそ手縫いのほうが早い
くっつかないし、工程ごとに一晩空けなきゃいけないし、くっついても乾いたボンドが見えるし。逆に言えば、1日あたり1時間取れないときにはいいのかもしれない。
・手縫いでやると、15cmドール程度の大きさならクロッシェと所要時間は変わらない
ミシンを出してくるにしても、ボビンやら糸通しやらを考えると手間は変わらなさそうである。
 
ともあれ。一度型紙を使って作ってみたのでなんとなく構造がわかった。サイズや生地を変えたものも作れそうだ。
皆できるのかはわかりませんが、私はクロッシェなら初見でも、ソーイングも一回作ればなんとなく型紙調整のやり方はわかる。というか目分量とぬいに合わせてみるのとで調整するのだが。