オープンなSNSで流れるファンアートってイラスト多いよね(特に三次元界隈)みたいなことをですね。

Q.ツイッターミニブログでは?
A.はい。

むしろ作品共有SNSはSSもそこそこ増えるよね、わかってるんだけど古の個人サイトでも支部でもないオープン投稿ツール(交流機能付き)の言い方を他に思いつかんかったんよ。

 

①私は今回「ファンアート」を日本語の「二次創作」とほぼ同じ意味合いで使います。
②イラスト動画立体造形小説詩歌コスプレその他、表現の形により傾向や得意分野の差はあると思いますが優劣があるとの意図はないのでご了解ください。
③正しい定義と合法性はみんな自分でも確認してくださいね。注釈のリンク先だけじゃなくて(わたしあの記事を参考にした人がどういう読みしても会社が絶対困らないとこに線を置いてあるなと思って読んだ)

 

と保身の前置きしてブログ書こうと思ってたんですが、定義の確認したらおれが感じている意味合いの違いが単語で伝わる分かれ方してた。*1
注釈のリンク先を雑かつ不正確に引っぱると、日本語では「二次創作」と一括りに呼ばれるものたちは、原語では「ファンアート」はイラスト、小説は「ファンフィクション」と違う単語が当てられているらしいです。

 

ところでそも二次創作ってナンジャラホイという話なんですが、個人的にはある作品や概念や人物等のもつ世界観を適用している「公式でない表現作品たち」のことだと思っています。というか私は今回そういう使い方をします。
法的な定義と辞書的な定義はもちろん別にあるんだけどなんというか……いわゆる二次元オタク村で使われがちな用法っていうか……。

ナマモノジャンル二次の沼にはいたことないのでそっちは詳しくないけど、あのジャンルは名前と風貌と発言から推測される人格や人間関係とかが世界観にあたるんじゃないかなと思う。最後のはあんま見ないことにされがちな印象(二次‘創作‘なので)

 

さてファンアートとファンフィクションの境目に戻りまして。
この境目、すごい乱暴に振り分けるなら*2一見してわかるフィクションの要素が必要かどうかなんじゃないかなと思う。
元の作品や概念が持つおはなしにはない物語が作品として認められるために要るか否か。そういう意味で「歌ってみた」「(公式の振り付けで)踊ってみた」「立体造形」は前者に振り分けられるのかなと。

いやもちろんおれが読み取れてないだけでイラストもみたものを全くそのまま解釈なしで出力してはないんだけど*3、三次元を二次元に落とす際の情報の取捨選択とか構図とか場面選択とかいろんな解釈や物語性が入ってると思うんですけど、それらを見る側が意識におかないまま見られるというか。二次創作者のカラーフィルターがあることを認識しないままにも作品として楽しめるって言い回しで伝わるかしら。

レポとかレビューとか呼ばれるものが絵や写真や視覚映像で作られていたらファンアートって呼ぶけど音声トークや文章で作られていたらファンフィクションとは呼ばなくないですか的な……そういうことが言いたい……。

 

まあこの括り方だと漫画がファンアートじゃなくてファンフィクションの分類に行っちゃうのでたぶん境界は別にあるんじゃないかなと思うんですけどね。でもコロコロとか小学〇年生とかにあったような、芸能人をデフォルメした何かが謎の人格持たされて四コマしてるあれはファンアートじゃなくてファンフィクションと呼ぶ方がしっくりくるんだよなわたし。虚構(フィクション)の人格と創作(フィクション)のエピソードじゃん?

あ、オチも結論もないです。

 

*1:見てほしいとこは連れてくるので別に読まんでもいいです。 https://original-lab.jp/magazine/nijisousaku-fanart-chigai

*2:この定義だと漫画が外れるのからおわかりかもですが本当に雑な分け方です。

*3:解釈なしどころか一枚絵って大抵解釈や意味の装飾もりもりだと思う。